弊社がラドンとその放射線被曝の影響について話をすると「放射能泉のラドンですか?」とよく聞かれます。
ラドンを含有成分として含む温泉は放射能泉(現在では単純弱放射能泉、単純放射能泉、含放射能◯◯泉など)と分類され、1978年にミズーリ大学のトーマス・D・ラッキーが提唱した放射線ホルミシス効果と呼ばれる『少ない放射線被曝は免疫系を刺激して健康に良い影響を与える』という仮説に基づき、血行促進や循環器障害の改善、そしてがんの予防などの効能が信じられています。
日本国内にはこれらの効能を謳い文句にした放射能泉がいくつか存在し、インターネットを検索すれば同様の効果を期待したラドン発生器やラドンを含む温泉水などが販売されております。
ですが弊社の見解は別ページでも解説した通りラドンは肺がん増加の主原因であり、がんの発生率は放射線被曝に比例するものです。
そのため放射線ホルミシス効果やそれに付随する効能への考えを以下の根拠により断固として反対します。
放射線ホルミシス効果に反対する根拠