ご自宅の空調がラドン222の濃度を濃縮してしまう空調かどうかを簡易的に判定できる方法があります。
ご用意して頂くもの
- 蚊取り線香または仏事用線香(煙が見えやすいもの)
- 着火用ライター
判定手順:寝室の空調を調べる場合
- 寝室に入ってドアを閉め、普段眠っている時と同じように空調を動かして下さい。
- 煙を立たせた線香をドアの寝室側の下部に近づけて下さい。
- 煙の動きを観察し、次の判定基準に従って下さい。
判定基準①:線香の煙がドア下部の隙間から廊下に流れ出ていた場合
〇ラドンが廊下に排出され、濃縮しにくい空調
判定基準②:線香の煙がドア下部の隙間から廊下に流れ出ていない場合
×ラドンが排出されず、濃縮しやすい空調
ラドンが排出されずに濃縮しやすい空調ということは、室内のラドン濃度が高まっていきそれを吸い込むことによって放射線の影響を受けやすくなることを意味しています。
また、この判定は寝室だけでなく居間や家全体の場合でもその空調がラドンを濃縮しやすいかどうかの判定も行うことができます。
家全体の空調を調べたい場合は玄関ドアの所で同様の判定を行ってみて下さい。