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肺がんの主因はタバコではなくラドン |
肺がんの主因はタバコではなくラドン
霧箱で捉えたラドンのα線
α線が人の細胞に直接当たると突然変異を起こしてがん細胞になります。
がんは非常に怖い病気です。
現在がん患者全体の5年生存率はほぼ50%であり、医師からがんと宣告された場合<、2人に1人は5年以内に死亡しぼうしてしまいます。患者ご本人やご加速の精神的負担は非常に大きなものであるのに加え、経済的負担も大きくのしかかってきます。退職や長期休職して入院するため収入は激減し、治療費は公的補助があっても毎月5万円程度の自己負担が必要となります。さらに高度先進治療は保険適用外で、全額自己負担です。このような状態が死ぬか完治するまでずっと続きます。
どんなにがん診断法や治療法が進歩しても、がんにならないことが最善なのに変わりはありません。
がんという病気は最初のがん細胞1個が発生してから細胞分裂を繰り返してがん組織が巨大化し、遂に正常細胞の活動を阻害して死に至るまでに20〜30年かかるものです。一般的に病気はその原因が判明すれば予防できます。もし発がん物質が決定されその発がん物質を体内に入れない対策が普及すれば、数十年のタイムラグこそありますが、がん患者が確実に減少していくことでしょう。
肺がんの原因は長年タバコの煙であると考えれていました。
しかしここ数十年に渡って喫煙率の低下しているにも関わらず、国内の肺がん死者数は増加し続けてきました。タバコの販売本数が減少しているだけでなく、タバコの1本1本に含まれているニコチンやタールといった発がん性物質の含有量も減っているのです。もし肺がんの原因がタバコのみに限定されるならば、これはおかしいことになります。大気汚染物質に関しても同様で、高度経済成長期の公害問題が取り沙汰された時期に比べてば大気の汚染状況は劇的に改善しています。
そもそも肺がんはタバコや大気汚染物質だけが原因で発生するものではありません。何気なく身の回りの空気の中に存在しているラドンという気体が出すα(アルファ)線によっても発生する病気です。ラドンはそれこそ地球が誕生して以来、ずっと空気の中に含まれていた気体でありながら、無色透明であるため見たり触ったりすることが出来ず、また臭いも無いことから、人に長い間その存在が知られていませんでした。ラドンが発見されたのは1900年と、およそ125年前のことです。
このことは国連の中にあるUNSCEARという組織やWHOよって証明されており、国際社会において広く知られた事実として認知されています。
胃がんや大腸がんの原因になり得るラドン
UNSCEARやWHOは、かつて鉱山労働者に肺がんが多発していた原因は地下空間の高濃度ラドンによるものであると断定しており、そして近年肺がんが増加している原因もまたラドンであると指摘しています。
ラドンが出すα線は非常に高い発がん能力を持っています。しかもα線を出すのは1回で終わらず、別の物質に変わりながら何回も繰り返していきます。
ラドンを含んだ空気を吸い込んだ時に直接触れ合う肺は、α線に対して身体の中でも特に弱い臓器です。
さらにこれは弊社が世界で初めて発見したことですが、ラドンがα線を出した時に発生するポロニウム(暗殺用の毒物として使われてことでも有名)という物質は水に溶けやすく、これがご飯や飲み物といった飲食物に付着すると胃がんや大腸がんといった他のがんの原因になります。加えてその検証実験や調査の過程で、診断の難しいスキルス胃がんを含む胃がんが老衰や誤嚥性肺炎といった全く別の死因に繋がる可能性も出てきました。
世界初! ご飯粒に付着したポロニウムのα線の撮影に成功
弊社はα線に対して非常に感度の高い霧箱という装置を使って、ご飯粒に付着したポロニウムから飛び出してくるα線を世界で初めて写真に捉えました。
世界で初めて捉えたご飯粒に付着したポロニウムから飛び出るα線
ご飯粒や飲料水に付着したポロニウムから飛び出るα線が胃がんや大腸がんの原因になります。
ラドンは他の物質とほとんど反応しないため特定の場所に固定されることはありませんが、ラドンから生じるポロニウムは水に溶けるため食堂のテーブル上に置かれたご飯の表面に付着します。このことは胃がんが欧米諸国では少なく米食文化圏で多発している、同じラドン濃度の場所で食事をする家族間で胃がん発生率が同程度になる、といった胃がんの特徴を自然に説明することができます。
またポロニウムはα線を出した後もおよそ50分ほど時間を掛けて少し軽い別のポロニウムに変わり、もう1度α線を出します。この50分は口から取り込んだ飲料水が胃や小腸を通過して大腸にまで届くのにちょうど良い時間であり、水分が大腸に吸収されると水の中に溶け込んでいたポロニウムから飛び出るα線が大腸の細胞に直接当たることになります。これが大腸がんの原因です。
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