原因がわかれば対策は簡単
一見違った病気に思える肺がん、胃がん、大腸がん、老衰および誤嚥性肺炎ですが、幸いにも同じ対策を行うことで予防が出来ます。
がんを予防するための対策の第1歩は身の回りの空気の中に存在しているラドンの濃度を測定し、その量を把握することです。
特に注意したいのは寝室と食堂の2カ所です。
寝室は自宅の中で最も長い時間を過ごす空間であり、床に敷いた布団や低いベッドの眠る習慣の方は空気よりも重いラドンの影響を強く受けてしまいます。食堂のラドン濃度が高いと、ラドンから生じるポロニウムの量も当然増えるため、胃がんや大腸がんなどのその他のがんが発生しやすくなってしまいます。WHOは「人の立ち入る建物内のラドン濃度を測定し、一定の濃度(屋外ラドンの世界平均濃度の5~7倍)を超えるようなら対策を講じよ」という勧告を出し、対策を推奨しています。
ラドン濃度が危険レベルだった場合でもご安心ください。『ラドン濃度が高い』という原因がわかっていれば対策は簡単です。
弊社が提案するがん予防策は「部屋の出来るだけ低い位置に排気口を設けてラドンを屋外に排出すること」です。ラドンを減らせば、将来におけるラドンの発生を防ぐことに繋がります。ラドンは他の物質とほとんど反応しないため、フィルターや吸着剤による除去は不可能ですが、空気よりもはるかに重いという特徴に着目すれば、がんの原因となるラドンを効率よく屋外に排出することが出来ます。ラドンの濃度を下げればポロニウムの量も減らせるため、肺がんだけでなく他のがんの予防にも有効となります。
この対策はアメリカなどの国々でも実際に行わているものであり、数万~十数万円の工費で室内のラドン濃度を屋外と同レベルにまで下げることが可能です。また弊社独自のアイデアでさらに工夫をすれば屋外の10分の1のラドン濃度に下げることも可能です。
弊社では皆様の身の回りの空気に存在しているラドンをどこよりも早く正確に測定する「ラドン濃度測定サービス」を行っております。測定に必要な空気を集める方法は非常に簡単で、空気ポンプに繋げられた風船を3分間膨らませるだけのものとなっております。空気の入った風船を弊社に送り返して頂ければ、届いたその日のうちに結果が出ます。
その結果ラドン濃度が基準値を超えていたとしても、有効なラドン対策のための空調改良のご相談も受け付けております。
またラドンやα線といった事柄についてわからないことやご相談があれば、皆様のご質問にお答えする「放射線よろず無料相談室」も開設していますので、どうぞお気軽にお問い合わせください。
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